↓デザイナーさんによる商品説明です。

実に久しぶりにレザーブルゾンを作ったのですが、サンプルあがってきて、久々にテンション爆上がりしましたー！

洋服作りはある程度予測して、こーなる。って、パターンナーさん、生地屋さん、縫製工場さんと綿密に打ち合わせして作るので、ある程度想像できるものができ、

うん。やっぱりいいね〜。

なんですが、レザーはレザーという生地自体が生き物なんで、スーパープロのレザー工場さんにある程度お任せしないといけないんです。
作成していただいたレザー工場さんはむちゃくちゃ長くやられてまして、某有名パリコレブランドやら、これもはや本物じゃんのミリタリーレプリカのレザーブランド等も作成してるすごい工場さんなんです。

しばらーく古着のWILSONSとかを着てたりしてたのですが、こんなモロ80sじゃなくてよいな。
90sか？デコラティブで外人しか似合わないなー。
なんて思ったので久々に作ろう！となり15年ぶりにすごい工場さんに電話して☎ 直接工場さんにニージくんと行ってきましたー。
これまた担当の佐藤さんが良い人すぎて、レザーブルゾンの話はもちろんですが、裁断場、ミシン、ストック等いろいろ教えていただいて、楽しかったっすねー、帰りは府中まで行って二郎を食べてフルコンボ。
佐藤さんありがとうございます。

肝心のレザーブルゾンですが、そんな神の佐藤さんと談笑しながら革の紹介をうけ、RelaxfitはBetter Quality Better Priceを売りにしてる訳で、なんとか安く作れないか。 なーんて空気読みながら相談してると、ホースレザーは柔らかくしなやかで良いのですがキズが多くて余りがでたりするんですよ。
的な感じだったので、キズ全然OK！！
1点1点レザーなんだから大丈夫っすー！！
古着なんてシミ、汚れ、破れ、全然あるすー！！

てことで、いわゆるB反と呼ばれるキズありのHORSELEATHERを使うことにしましたー！
いやー楽しみ！！

……という訳で、最初に戻るわけです

型はRelaxfitお馴染みのさして売れないチープなジップアップブルゾン型、アームホール大きめのゆったりワンサイズ、パーカーの上に着れちゃいます。
型良さそうなタイトなやつではなく、ちゃんとお金もってなさそうなアメリカのおっちゃんが着てるゆったりタイプで、Heatのロバート・デ・ニーロをイメージしてます。
あ、Heatのロバート・デ・ニーロはお金もってますね。

色はすごい迷いましたが、やはりみんなもってるブラック。
135kmくらいの半速球をおきにいきました

表生地は上記のようにキズあり柔らかしなやかホースレザー。
逆にいえば全てが1点物です。
ここはご理解とご協力をお願いします！

裏地は最近発見したのですが、裏地がチェックは絶対かわいい。
職業柄古着の倉庫を趣味で見に行くのですが、裏地チェックだと！ってなるので、ネイビー、ブラウンの渋いフランネルチェックに袖裏はワークブルゾン御用達の安く薄いキルティングを付けましたー

ジッパーは安心安定の吉田工業株式会社。
ムシ色はカッケーブラウンですねー
自慢のネームもレザーように作り、ほのぼのしてて大好きですねー。

馬さん、牛さん、羊さん。と元気に幸せに暮らしてます。

そして気になる価格は
88000円 もはやギリギリですね。

佐藤さんもビックリすると思います。

昨今の事情から考えたらあり得ないんですが、テンション爆上がりしたので良いかなと。

Better Quality Better Priceが信条ですが、
レザーはBest Quality Best Priceです。

それでも正直お値段はするので、いつも以上に長ーい作文しました。
良ければ是非っ！！

One size fits all ゆったりです

※このレザーブルゾンは馬革B反をあえて使用し、自然のキズやスレなど1点1点微妙に異なります。大好きな古着のように個性がでていいですね。



肩幅 約58cm / 身幅 約65cm / 着丈 約73cm / 袖丈 約60cm